TACSS工法とは
45年以上、数10万件の実績をもつコンクリート構造物の漏水部止水工法
水と反応するが水に溶けない1液システム
安全性の高い薬液注入工法
建物の雨漏れ・漏水や地盤の止水・強化のため隙間に薬液を注入します。
長期に渡って止水効果を発揮できる薬液注入工法で、ポリイソシアネート化合物(ウレタンポリマー)を主成分とした1液によるシステムです。
特徴
- 構造物や地中の水と反応し、膨張します。
- 膨張して微細なひび割れに浸透し、止水します。
- 構造物の表面部分だけでなく、内部の空隙を完全に閉塞します。
適用事例
- ダム、トンネル、ボックスカルバートの漏水止め
- 地下構造物、地下室等の漏水止め
- 埋設管の浸入水の止水
- コンクリート壁などのひび割れからの漏水部止水
- 窓廻りの漏水部止水
- 屋上の漏水部水止め
- 山止めからの漏水止め
無足場工法とは
一般的な建物外壁の修復工事は、小規模な作業でも足場を組む必要がありますが、無足場工法では足場を組まずに作業を行うため、足場を組むコストが掛からず工事期間も短縮することができます。
漏水補修・外壁調査でよく使用されます(無足場ブランコ工法とも呼びます)。
コストを削減
足場は、組み立て・解体にもコストがかかります。
その費用が不要になるため、工事費用を大幅に抑えられます。
また、足場の設置に時間が取られることもないので、早急な修理が必要な場合でも、即対応することができます。
狭い場所でも作業できる
狭すぎて足場が設置できない場所(建物と建物の隙間など)でも無足場工法なら作業ができます。
60cm程度(人が通れるスペース)あれば作業が可能です。
工期を短縮
足場の設置・撤去をする時間が不要なので、工期期間を大幅に短縮することができます。
また、お客様のご都合に応じて作業を中断・再開することも可能です。
防犯面の心配、圧迫感なし
足場を設置した場合、工事期間にその足場を使ってベランダなどに侵入することができるため、防犯面で心配があります。
無足場工法では、足場を設置する必要が無いためこのような心配はありません。
また足場やメッシュシートなど圧迫感を感じるものが無く、日差しや風通しを妨げることもありません。
局所的な工事にも
小規模な漏水などの工事でも、足場を設置せずに施工をするため、スピーディーに無駄なく対応ができます。
高い位置の部分的な塗装が必要な場合でも、一から足場を組まなくても良いため、工期と費用を抑えることができます。